akira cafe.

アキラとアキラ、男女ふたりのユニットで運営しています。医療介護、グルメ、アウトドア、文具など書いています。

絶対に使ってはいけない「こけし」

今日はちょっと趣向を変えて楽しいお話でも書いてみよう。

 

楽しんでいただけたら幸いです。こけしのお話です。

 
以前珍宝館に行ってきたときのお話である。 全国に珍宝館は点在しているが、私が行ったのは淡路島の珍宝館である。

まぁ、言わずと知れた場所ですから、そこらじゅうに男性や女性の大事なところを模したオブジェが立ち並んでいるわけです。

しかし、見どころはそこじゃ〜なかった。 出口が売店になっていて、あれです。USJのアトラクション乗った後売店になってるでしょ。あのスタイルです。

まぁ、その手のいろんなものが売っているわけですよ。 江戸風の絵が描かれた、「48手」手ぬぐいやら、巻物。まさに挿入している可動式キーホルダー。

何より驚かされたのは男性性器をしごくリアルに模したこけし?置物?の数の多さである。大小様々なこけしがずらりと並んでいる。

店の中には私以外に一組のカップルがキャッキャ言いながら店内を歩き回っていた。年の頃なら70代、いや60代後半とお見受けするカップルだった。

何故、ご夫婦と思わなかったかと言えば、彼女は化粧が濃く、黒の網タイツに茶髪の立て巻パーマ、8センチヒール。当時流行りのボーディーコンシャス!!と言った出で立ちで、やたら目ったら白髪紳士にべたべたと寄り添っていたからである。

私がお店の中で、まさにチン品を眺めていると

「買ってもいいけど、使ったらあかんよ!!」

と悲鳴にも似た声が聞こえてきた。

声の方に視線を向けるとこけしコーナーで例の熟年カップルが店員のおばちゃんに言い含められている。

カップルの彼氏の手には木目美しいリアル男子のあそこ「こけし」が、しっかと握りしめられていた。

店員のおばちゃんは、慌てた様子で

「ホンマに使ったら怪我するから」

と必死の説得をしていると、60を優に超えているであろう彼女は、彼氏がもってるこけしを指先でさすりながら

「これぐらいだったら、入れたこと有るから大丈夫。うふ」

と、小首を傾げかわいく肩をすくめ、ハートマークをウインクに乗せて彼氏に照射するのだった。

!!!!!!

私と店員のおばちゃんの目が2倍に見開く。

店員のおばちゃんはいよいよテンションマックスで彼女の方に

「あんた、これぐらい言うても見た目よりきついから!!絶対アカンよ!!怪我するから!!」

と 必死の形相。まるで自身で試したことのあるような口ぶりである。

おばちゃんの説得むなしくそのカップルはキャッキャと騒ぎながら「こけし」をご購入。

カップルが店から出る間際おばちゃんは

「絶対。絶対使ったらあかんからね〜〜」

とカップルの背中に最後の最後まで忠告の叫びをあげていた。

店員が売られへん様なやばいもん、なんで売ってるねん。と、心の中で突っ込みながら私は珍宝館を後にした。


ん〜〜。あのカップル絶対使ってるんやろな〜。

オソロスィ〜!!!(ノll゚Д゚llヽ)

 

今日のグルメ

京都四条河原町の「てしま」さん。

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探偵はバーにいるででてきそうな、怪しげなビルの中。京都名物ウナギの寝床状態の廊下を奥に奥にと足を進ませていくと、突き当りにある。非常に入りづらいお店。

 

てしまのドアを開けると、「いらっしゃい」と仏頂面した親父さんが愛想のかけらもなく出迎えてくれる。

 

仏頂面の親父の顔を見た瞬間に踵を返して

 

「あっ、なんでもないです。帰ります」

 

とそそくさと店を出たくなったものです。

 

店内はカウンターだけで7・8席程度の極小店舗。

 

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京料理が何たるかは、私にはわかりませんが、何となく雅な前菜セットが1000円程度で食べられる。

 

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親父さん一押しの塩焼き。「ぐじ」の塩焼きが絶品。

 

皮がパリパッリで、身がほわほわ。これは美味しい。でも値段が高い!!

 

貧乏サラリーマンの私では、誕生日とか喜寿の祝いぐらいでしか食べられない。(涙)

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 


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