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60歳以降も働くために 40代からすべきこと

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今まで数千人の高齢者を治療し続けてきた私が推奨する、「60歳以降も働くために40代からすべきこと」をちょっくら書いてみよう。

私も絶賛実行中です。結果は20年後に出ます。

 



まず、若いうちから年を取って、病気をするのは当たり前のことだと想定して考える。

片麻痺になった自分、重度の狭窄症や膝関節症で歩けなくなった自分。copdで呼吸がしにくくなった自分。

目が見えにくく細かい作業ができなくなった自分。構音障害で話しにくくなった自分。

現在元気なうちから、いろんな自分を想定して、そんなことになっても、働ける(自分の商品価値を落とさない)方法を作っていけばよい。

「そんなのは無理だよ。どこも雇ってくれないよ。」

なんて声をよく聞きますが、雇ってもらえないなら、雇えばいい。起業を起こせばいいんです。

「そんなお金もないし、いいよこのままで」

と、すぐにあきらめてしまうから、働けなくなるのです。

ならば、若いうちから病気になった自分を想定しておいて、起業のためのお金を貯めるなり、動けなくなってもできる仕事を模索しておくなりの準備をしておけばいいんです。

終活だとかなんとかよく言われていますが、寝たきりになろうが、認知症になろうが、100歳まで生きる、生きなければならないということを忘れておられるような気がします。

100歳までどう生きるかをできるだけ早くから考えておくのが得策です。

元気で長生きしたい。ぽっくり死にたい。そんなに長生きしたくない。

と、夢を語る人は多いですが、その夢に向かってどれだけの人が、若いうちから努力しているのかって話です。

とはいえ、病気にならない方法も40代からしておく必要があります。

脳血管障害においては、グーグル先生に聞いていただければ、馬鹿みたいにたくさん教えてくれますので、そちらで検索ください。

認知症ですが、タウタンパクは40歳からたまり始めます。イメージしていただくいいのですが、コップに水をちょろちょろ注いでいって、あふれたところで認知症状が出てくるイメージです。

つまり、蛇口を止めなければならない。また、水がたくさん出るのを防がなければならないということです。一つは脳血管障害ならないこと。一つは脳も筋肉と同じで使わなければ、衰えるということです。

「年のせいだ」

と逃げるから衰えるのです。70歳以上の高齢者の体力指数が日本は世界一に輝きました。また、わが国ではその記録も年々更新されているのです。つまり、体力は昔の70歳と比較して段違いに若返っている。

筋力や体力には努力を惜しまない人々が増えているのに、脳に対して努力できる人が圧倒的に少ない。なので、認知症が860万人(軽度認知症も含めた数字)にもなるのです。(これも世界一)

脳に対して負荷をかけ続けることが必要となります。しかも、40歳からタウタンパクはたまり始める。

60歳以上で働き続けるためには、脳トレは、必要不可欠ということですね。

では、脳トレのやり方ですが、簡単な計算とか、負荷のかからない運動をいくらしても無駄です。(それはもっと、80歳とか90歳になった時にやるやつです。40代でやっても何の意味もありません。)

前頭前野が動いているうちは思いっきり使いましょう。商売を始めるとか、大学受験するとか。それぐらいのリスクを負わなければ脳に負荷は掛けられません。トーイックで800点叩き出すとか、英語検定1級合格を目指すとか、なんでもいいですが、ポイントは「自分にはちょっと無理かも?」と思う程度のものがベストですね。

そこまでやって、本物のAD(アルツハイマー認知症)になったら、もはや癌になったのと同じ。諦めましょう。本物のADであれば、3年~5年ぐらいでお迎えが来てくれるので。時期を待ちましょう。偽物だったら、何十年も生きてしまうので、偽物にならない努力だけはしておけたらと思います。(日本は偽物が多いので注意が必要です。死ねません)偽物は努力で回避できます。

さぁ、60歳を過ぎても働き続ける覚悟と準備はできましたか?

 

今日のグルメ

福知山でお蕎麦と言えば、「五万石」さん

言わずと知れた、出石蕎麦の名店ですね。

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出石蕎麦と言えば、皿蕎麦、つけ汁に山芋や卵が入っているのが特徴。

 

栄養満点、精力みなギッシュな一品です。

 

五万石さんは何といっても老舗なので、お元気な高齢者ファンが多く詰めかけるのも特徴。

 

普段元気な高齢者をあまり目にしない私にはとっても目の保養になるお店なのですよ。

 

腰の曲がり切った紳士、淑女の皆様が笑顔でお蕎麦をすすっている姿なんて見ると、薄っすら涙がにじんできてしまいます。

 

これが「生活」だよね~。ってしみじみ思う。施設や病院でうん十年。一度も外に出たことがないような生活はもはや生きているだけ。そんな人たちが日本には何百万人もいる。そんな中、お蕎麦屋さんでおそばを食べている高齢者。これは、東大に入るより難しいことなのですよ。ブラボー。

 

ってなわけで、私は仕事で悲しい気持ちになると、五万石さんで元気をいただきに行くのです。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 


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