講演会でしゃべってきまして、ござそうろう。
今日は、以前から頼まれていた講演の日でした。
地域の介護士さんやケアマネジャー・理学療法士・作業療法士やらがたーくさん集まる連合の講演でし。
地域ケア会議や地域包括ケアシステム等々医療介護を取り巻く環境は刻々と変化している。
そんな中で、どうやってリハビリテーションに取り組んでいくのか、取り組んでいかなければならないのか?をお話してきた次第でありんす。
「地域リハビリテーションの在り方。」的なやつですね。
市や府のお偉いさんや業界人ばかりの講演なので、専門的なことが多かったのですが、私が発表したのはまぁ簡単に言うと、
連携って大事!!!
餅は餅屋にまっかせなさい!!
ってことですかね。
餅は餅屋。の意味を説明いたしやしょう。
リハビリテーションと言うのは、患者さんが自主的にその辺歩いたり、その辺でマッサージしてもらったり、体操教室で体操踊ったりするいわゆる「リハビリ」と言うやつは、基本的に家で作るインスタントラーメンみたいなものです。それは、それで、好きな人もいるからそれでいい。でも、ラーメン屋さんで食べるラーメンとは違うのだよ。って話。
自己流、按摩マッサージの類をリハビリとしてやっていても、寝たきりから歩けるようには絶対にならない。
パーキンソン病のすくみ足は患者さんが毎日自己流で何キロ歩いてもとれない。
片麻痺の手はいくらマッサージ屋さんで電気当てて、一日何時間もマッサージしても動くようにはならない。
プロのラーメン(リハビリテーション)を受けていただければ、満足できるラーメン(リハビリテーション治療)に出会える可能性が高い。
でも、人は命がかかれば例え家から何百キロ離れている病院だろうがアメリカだろうが足を運ぶが、障害に対しては命ほどの熱意はないから、「家の近所で」ってことで納得してしまい、寝たきりを選んでしまう。
諦めなければ、もっと生活を豊かにしてくれるリハビリテーション治療に出会えるかもしれないのに、すぐ諦めてしまう。
諦めないでいただきたい。寝たきりになったのを年や病気のせいにしないでいただきたい。多くの障害は取ることができる。
私のリハビリテーション理論では取れない障害は殆どないと思っている。
やり方次第でどうにでもなる。
そのやり方をみんな「諦め」の名のものに投げ出しているだけである。
「年だから」「治らないって言われたから」「やってもしょうがない」「おか金がかかる」
全部努力しなくてもいい方向に向かうように大脳が命令しているだけである。
人の脳はしなくてもいいように命令する。より、楽するように命令するようプログラムされている。
脳は使わないように使わないように自ら命令する器官である。
その結果が寝たきりであり、多くの認知症なのである。
「めんどくさい」「しんどい」「もうええ」
全ての始まりはその言葉から始まる。
人は自分自身の価値観の中から出ることができない。それも前頭葉がその方が楽だと命令しているからに他ならない。
自分の敵は自分なのである。
いやー。長生きって本当に難しいですよね。
病気やケガを負っても元気で長生きする人は、己に勝ち続けた勇者のみです。
途中で脱落した人は、一度の病気やケガで諦めちゃった人なんですね。
たった一度の人生です。一度や二度の病気なんかに負けずに楽しく生きましょう。
とは言え、難病指定や進行性病変の方々はターミナルリハビリテーションになるんですけどね。ガンリハビリテーションとかも最近は流行りですから、一度プロのラーメン屋さん(リハビリテーション専門職)に行ってみるのも楽しいかもしれません。
って、お話でした。
私の講演が終わると、会場中が割れんばかりのまばらな拍手で称賛してくれた。
ちゃんちゃん。
今日のグルメ
神戸焼きさん。
「神戸焼き」さんは何といっても名物ゴムソバ。
福知山市のB級グルメの発祥の地と言ってもいいお店。
昭和25年創業っていうんだから、親父さんとお母さんはいくつなんだって話である。
真相を知りたい方は是非「神戸焼き」さんへレッツラゴーです。
あのデビ夫人も食べた「神戸焼き」さんのゴムソバご賞味あれ。
親父さんに聞いたら、いろんな話が聞けて楽しいお店ですよ~。
(開運なんでも鑑定団の中島誠之助さんの話を親父さんに振ってみて下さい。あなたの知らない世界を存分に語ってもらえると思いますよ~(笑))
ごちそうさまでした。